処理の仕方は人それぞれ
税務調査は基本的には正しく会計処理などが行われており、正しく申告・納税されているかを調査し、指導していくことが本来の目的です。
私一般人にはどうしても税務調査というと査察的なものが付きまといがち。
査察というと、もう悪質な所得隠しなど脱税が行われており、99パーセントクロな所にいきなり調査に入って脱税を摘発するのが目的ではないでしょうか。
でないと一般の税務調査のように、事前に連絡して必要書類を整理する時間など時間的猶予を作ってくれるはずありませんから。
知人の方で、経理部長として1年前にほかの会社から転勤してこられた方がいます。
そしていきなり税務調査が入ることになったのですが、それまでの税務処理の仕方もまったく把握できていないし、顧問税理士さんとも社長を通して出ないと連絡が取れず、その社長自体税務調査にまったく無関心で、大変な思いをした方がいらっしゃいます。
経理に詳しいのは知人の方一人だけ。
前任の方は、長期病気療養ということで、連絡がつかないそうです。
税務処理って、どうしても基本は同じであってもやり方に個性が出ます。
調査に必要な書類もどこに保管してあるかすら分からないような状態だったのだとか。
意を決して社長を飛ばして直接顧問税理士さんと連絡をとり、ついでに愚痴をぶちまけたところ
「それは大変な思いをされていますね」とねぎらいの言葉を頂き、ちょっと気が軽くなったのだとか。
この税理士さんなら何とかしてくれそうだという安ど感から少し落ち着きを取り戻すことができ、これまでの経理の仕方や税務調査に向けての段取りなどを税理士さんから遠隔操作してもらったおかげでなんとか当日を迎えることが出来たのだとか。
税務調査当日は勿論税理士さんが社の方に来てくれたし、胃潰瘍は免れたようですね。
他人の行ってきた仕事を把握するのって案外プロでないと難しいものなのですね。