税務処理を引き継ぐとき
経理担当者が変わるとき、税務処理で気をつけなくてはけないのが、前任者の税務処理をまねすることです。
税務処理そのものは、基本的にやることは決まっているけれど、担当者が変わったことによって、税務処理がガラッと変わっていてはおかしいですよね。
もし、前任者と引き継ぎをする時間的余裕がなかったとしても、それまでどのような税務処理を行ってきたかを把握する必要があります。
これまでの経費の使い方だって然り。
今までたとえば、月に5,000円の事務用品を購入していたのが、いきなり翌月からは10,000円になってはおかしいし、その逆もおかしいですよね。
経費に関しては、まず前年度どの程度の額を使っていたのかを把握する必要があります。
経費削減を必要以上におこなえば、それまでの経費に対して税務調査で目をつけられることになってくるでしょう。
税務処理は、いきなり自分流に変えず、徐々に自分流に変えていくようにしましょう。
また、帳簿に関しても、前任者がざっくりとしたかき方であれば、それを習っていけばいいと思います。
それまで、税務調査でそれが通っているのであれば、その通りでいいと思います。
個人の意見を主張しすぎる税務処理はかえって後々面倒を引き起こす材料になるだけということを把握しておきましょう。
人事で採用するとき、自己主張が強すぎるひとを採用したがらないのは、経理に限ったことではありませんが、社内に不協和音を呼ぶからです。
それまで円滑だった社内の雰囲気をその一人のひとのために、円滑でなくなることは、その人個人がどれだけ能力を持っていたとしても、嫌われるものす。
経理の人ではありませんが、非常に仕事能力のある人が、社内で自己主張しすぎたために、解雇になった例を私は知っています。
自分が例え「こっちの税務処理の方がいい!」と思っても、勝手に変えていくことはいけないと思います。
まずは右ならえ。
それから上司と相談しながら徐々に自分が良いと思う税務処理を行っていくようにするようにしましょう。